浄化方法
クラスタ | 月光 | 水浴 | 薫香 | 日光 | 塩 |
◎ | ◎ | ◎ | ◎ | △ | × |
特徴
鉱物学で「翡翠」と呼ばれる石は化学組成の違いにより「硬玉(ジェイダイト)」と「軟玉(ネフライト)」に分かれており、それぞれまったく別の鉱物です。しかし、見た目では区別がつきにくいことからどちらも「翡翠」と呼ばれています。
翡翠といえば深緑の宝石という印象を持つ人も多いと思いますが、ピンク・薄紫・半透明・白・黒等15色ほどあるといわれています。
メッセージ
硬玉と軟玉ではまったく別の鉱物であるとはいえ、エネルギー的には大きな意味で似た性質があります。
硬玉は夢や理想を叶えるために必要な環境を整えてくれたり、理想とする未来を引き寄せてくれたりします。
また、古くから世界中で護符として用いられてきました。ネガティブなエネルギーをはねのけて、自分の夢や理想に向かって成長をサポートしてくれる石といえるでしょう。
軟玉は自然との深いつながりを暗示しており、自然からのインスピレーションを受け取りやすくしてくれます。そのことから「知恵と安らぎの石」とも呼ばれています。
また、東洋では古来「人生の成功と繁栄」を象徴する石とされ、大切にされてきました。硬玉とは違う意味で願いを叶える石であるといえるでしょう。
ストーリー
硬玉は東洋では「玉(ぎょく)」と呼ばれ、金より珍重されることもありました。
軟玉はインディオたちが腰の治療目的で使用していたようです。その後、スペイン人が上陸した際、この石が肝臓の病気に効くと勘違いし「肝臓石」と呼ぶようになりました。ラテン語でlapis nephriticusと翻訳され、「ネフライト」と呼ばれるようになったと考えられます。
日本では縄文時代から勾玉の材料として使用されていました。これは世界最古の使用例です。
その他
日本で本翡翠と呼ぶのは硬玉の方です。特に透明度が高く、鮮やかな緑碧色をしているものは「琅玕(ろうかん)」と呼ばれ、西太后が熱狂的な収集家であったことが知られています。