特徴
水晶に含まれる微量のアルミニウムが地中で天然の放射線を浴びると茶色に発色します(茶水晶)。さらに放射線にさらされ続けると色が濃くなり、黒い水晶になると考えられています。
ただし、黒水晶や茶水晶に放射能はありません。
メッセージ
古くから世界各地で「魔除けの石」として用いられてきました。
黒はあらゆる光を吸収する色であることから、外からやってきた邪悪なエネルギーやマイナスの念等を自身の内に吸収し、溶かして消し去るようにして邪気を祓うといわれています。
また、グラウンディングの石としても知られており、地に足をつけて現実社会に適応する能力を高めてくれます。不安や恐怖心ばかりが先に立ち、自己を否定しがちな精神状態から解放してくれるかもしれません。
強力な浄化作用も持ち、不幸を寄せ付けない邪気払いの力があるので、家族の集まる居間などに黒水晶のクラスターを置くことで、家全体を守ってくれるでしょう。
厄年のタイミングで黒水晶のブレスレット等、身に着けられる形のものを持っていると、厄除けになるといわれています。
ストーリー
イギリスのスコットランド地方、ケアンゴーム産地から産出された褐色の水晶のうち、ほとんど光を通さないほど黒い水晶を「モリオン」と呼ぶようになり、日本でもその名で流通しています。(ちなみに褐色の水晶の方はケアンゴームと呼ばれます。)
実は今でもモリオンの鉱物的定義については曖昧であり、決着はついていません。
その他
黒水晶はある程度自浄作用があるといわれているので、それほど頻繁な浄化は必要ないともいわれています。
非常に流通量が少なく、放射処理された加工品が多く出回るようになっていましたが、最近中国等でまとまった量が産出され始めたようです。しかしながら、希少であることには変わりなく、天然のもの(未処理のもの)は依然として高い値が付いています。
※当店でお取り扱いしている商品はすべて正真正銘の天然石で、形状の加工以外の処理(放射線処理やその他の着色等)は一切施しておりません。