特徴
ルチルとは二酸化チタンを主成分とする濃褐色の不透明な鉱物ですが、水晶の中に内包されることで針状に成長し、美しい金色に発色することがあります。
ルチルが美しい金色に発色したものは「金ルチル」と呼ばれていますが、その内ルチルが板状に生成されたものは「タイチンルチル」と呼ばれ、絶大な金運を呼び込むとして中国系華僑の人々に愛されています。彼らにとってタイチンは子々孫々にまで残していく、大切な財産なのです。
メッセージ
金ルチルは活性作用が強く、特に金運をもたらすことで有名です。タイチンルチルになると、さらに偏財運(投資・投機等ギャンブル性の高い収入を得る運)をアップする力が加わります。正財運(本業からの収入を上げる運)の石といわれる「グリーンファントム」と合わせて持つことをお勧めします。
また、金運のみならず、人を呼び寄せる力、インスピレーションを高める力もあり、芸術家の間でも人気があります。
事業を成功させるのに必要な判断力、行動力、困難を乗り越える力をサポートしてくれますので、特に経営者におすすめの石です。
ストーリー
ルチルはラテン語で「黄金に輝く」という意味の言葉が語源です。
主産地はブラジルで、ヨーロッパに持ち込まれたのは近世になってからです。
タイチンとは中国語で「太い金針」という意味です。
その他
昨今、中国や日本以外の国でも人気が高まっており、価格が高騰している石のひとつです。